« 夢はかなう | トップページ | 山桜 »

2008年3月27日 (木)

今日は彼女の、

今日は命日です。
「一年前に、死んじゃっていたなんて」と、先日書いた友人・路子(仮名)の。

どうしても、お花を贈りたくて、
先日、おうちに電話しました。
電話をするまでに、ひとつ、大きな心の山を越えました。
なかなか電話をする決心がつかなかったし、
探しても、電話番号が見当たらなかったし。
なんていって良いのかという迷いも。

なんども昔のアルバムやら手帳を堀り起こしたけど、
とうとう見つからず、それでも、お花を贈るには、電話番号がやはり必要で・・・
とうとう 104を使いました。
そして、あっけなく判明。最初から104で聞けばよかった~!

勢いでそのままかけてみました。
電話にでられたのは、なんとお母様。
あれ?たしかお母様は10数年前に大病を患っておられ、
数年前に路子からもらった喪中ハガキから、
てっきりお母様は亡くなられたとおもっていたら・・・。
もしかして、、、、数年前になくなったのは、おばあさま?おじいさま?
今回の路子の喪主はお父様、
電話にでられたのはお母様。
?????

お母様から、事情を聞くことができました。
路子は5年ほど前に癌になり、それを一時は克服。
なんとか復活して、仕事に2年くらいは復帰していたんだそうです。
でも、再発して・・・・と。
本人が病気のことを「誰にもいわないで」というので、親戚にも伝えず、家族だけで癌と向きあい、
路子を看取ったというのです。
お母様に以前した大病のことを尋ねると、なんとお母様は治ったそうなのです。
(お母様も癌だったと思います。)

よけいに、路子がかわいそうでならないという心からの言葉を聞いて、胸が痛みました。
親ならだれでも、自分が代わりに逝きたかったと思うでしょう?
なんで自分が治って娘が?と、納得いかずにずいぶん泣かれたでしょう。

路子との思い出を少し話しました。
出会いは、オーストラリアのサファリラリーだったこと。
楽しかったゴールドコーストでの思い出。パリでもあってご飯を食べたこと。
誕生日が二日違いで、一緒にお祝いをしたこと。

お花を贈らせていただきたいという申し出を、
最初は丁寧にご辞退されていましたが、
私の懇願に、
一年遅れのお花を受け取ってくださることを承諾してくださいました。
そして、最後に、
「私、路子さんのこと、絶対わすれませんから。」
そう伝えました。
お母様の、癒えない心が、電話口からひししと伝わり、
それが「本当に死んじゃったんだ。」という実感として私にこみ上げてきて、
なんだか二人で泣いてしまいました。
路子のお母さんをあまり泣かせたくはなかったので、ずいぶん我慢したんですが・・・
バレちゃった思います、私も泣いていることを)

去年は暖冬のおかげで、桜がいつもよりは早く咲き、
路子をそっと見送ってくれたんだと思います。

突然の寒中見舞いから、2ヶ月。
この春の日に、やっと、心の整理がつきました。
路子の分まで、頑張って生き抜く。
最後まできっちり生き抜く。
手を抜かずに、納得するまで。
そして、幸せにすごす。
それが生きている私の使命です。

|

« 夢はかなう | トップページ | 山桜 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 今日は彼女の、:

« 夢はかなう | トップページ | 山桜 »